精神科訪問看護について

精神科訪問看護って何?

精神科訪問看護とは、精神疾患をお持ちの方やこころのケアを必要とされている皆様に看護師や精神保健福祉士・作業療法士などの有資格者が直接ご自宅や入所されている施設にお伺いして相談をお受けしたり、助言・援助などトータルサポートさせていただくことです。
皆様が家庭や地域社会で安心、安全、快適な生活を送って頂ける様にご支援させていただきます。

対象

精神科や心療内科に通院されている方であれば、どなたでも利用できます。

統合失調症、双極性障害、不安障害、適応障害、アルコール依存、薬物依存、知的障害、発達障害など、精神疾患全般

  • 閉じこもりがちになっている
  • 身の回りのことがうまくできない
  • 薬がきちんと飲めない
  • 精神症状により生活に支障をきたしている
  • 寂しさや不安が生活に支障をきたす
  • 病気や症状を自分で対処したい
  • 生活リズムを整えたい
  • 外来通院が途絶えがち
  • 家族にも病気を理解してほしい
  • 人との関わりがうまくできない etc

自立支援医療について

自立支援医療は、都道府県が定めた「指定医療機関」に通院している場合に適用されます。

対象となる病名(一部)

うつ病

双極性障害

統合失調症

不安障害

てんかん

自立支援医療(精神通院医療)で自己負担額を軽減!

通院で発生する医療費(診療や薬代)のほか、往診・デイケア・訪問看護なども対象になります。

医療費の負担はどれくらい軽くなる?

公的医療保険による医療費の自己負担額は、小学生以上~70歳未満の方は通常3割です。

これに自立支援医療が適用されると、自己負担額は1割まで軽減されます。
また、この1割の負担が過大なものとならないように、世帯所得などに応じて1ヵ月あたりの自己負担額に上限が設けられています。
さらに、統合失調症などで、医療費が高額な治療を長期間にわたり続けなければならない方は「重度かつ継続」が適用され、1ヵ月当たりの負担限度額が低くなります。